表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

童話パロ企画

いばらの城でバイトなう。

ナツ様、花ゆき様の【童話パロ企画】参加作品です。

一応モトネタは『いばらひめ』ですが原型ナニソレ状態です(泣)

制服支給、通勤費別、無料宿舎あり、食事でます。


綺麗な職場(オシロ)でバイトしませんか?

簡単で綺麗なお仕事です。


ただし時給は500バンです。


「騙されたよ!」

私は舌打ちしながらながい廊下走った。

無駄に広い城は優美な装飾を施されとても世間的に引きこもりの世継ぎがいる茨の離宮にはみえない。


「言いたいことがあるのですが殿下?」

バタンと勢いよく扉をあけた。

優美な寝椅子に優雅に寄りかかって読書をしている長い金髪の麗人が紫の瞳をこちらに向けた。

「何ですか?コロン?」

綺麗な動作で口にチョコレートを運びながら殿下が綺麗な低い声で言った。

「500バンって最低賃金以下ですよね。」

私はいきりたった。

普通は850バンは出るはずだ。

いや、特殊職業だから1000バン位ほしい。

賃金あげてくださーいと叫んだ。

「おや、冗談も休み休み言いなさい、あなたは浅慮にも茨の離宮に侵入して昼寝をしていた私に口づけて捕まったのですよ。」

世継ぎの殿下…オーロラスト様が立ち上がった。


身長高いな…。

ゆっくりと長い金髪を揺らめかしてオーロラスト様が近づいて私の顎を持ったそのまま上を向かされキスされる。


「このように口づけされて私は大変驚きました。、払ってるだけありがたいと思いなさい。」

私の唇と口腔内を翻弄してオーロラスト様が妙に色っぽく微笑んだ。


ありがたくなーい!


私は出稼ぎ中のこの国の隣の国の王族でコロンと言います。

うちの方…農業国なんで作物次第なんですよね。


しかも南の安い作物に押されてやや貧乏。

お金さえあれば…新しい寒さや病気に強い作物が作れるのに…。


だから魔界一の金持ち国の『世継ぎの殿下が茨の離宮に100年も引きこもって生きてるんだか死んでるんだかわからない生活してるので何とかしたら賞金出すよ』という魔王様の募集に乗っちゃったんです。


もともとこの辺の国の盟主は魔王様なんです。


茨の離宮の茨は生きていて侵入者に巻きついて絞め殺すって評判だったのできちんと植物を切れる鉈を準備して作業着で侵入しましたよ。


みごとに城のなかに潜入!

美しいお城を探索していたら中庭で行き倒れを発見。


主に物陰に隠れて侵入したので誰とも遭遇せず。

農業系コボルトなので耳と鼻はいいんですよ。

母親(ジョオウへいか)が後添いに人型魔族な(おとうさん)もらったんで尻尾と耳が犬型であとは人型の中途半端さですが。

上のお兄ちゃんお姉ちゃんみたいに完璧コボルトがいいよー。


『大丈夫ですか?』

私はあわててちかずいた。

長い金髪の綺麗な人は身動(みじろ)ぎもしない。

ま、まさかここまで来て力尽きた仲間?

たしか人工呼吸ってこうやるんだよね。


一瞬ためらってキスした。

綺麗な紫の輝きが開いた。


綺麗…と思ってる間に…。


『不法侵入者、我が君から離れろ。』

首の横に冷たいものがあたって恐る恐る見上げるとごつい竜人族の武人が斧を首筋にあてていた。


『ヒース、子犬は閉じ込めておいてください。』

綺麗な人がチロリと舌で唇を舐めた。

『地下牢でよろしいですか?』

竜人族の武人が重々しく聞いた。

『……そこで、首輪つけにいきます。』

恐ろしい事をさらっと言われて私は引っ立てられていった。


地下牢は怖い臭いがした。

あの染み何?

あの部屋の角に何かいる。

石造りの部屋の角でうずくまる。


ジメジメして黒いの毛並みが…べったりだよ~。

怖いよ~でも…お金を稼がないとお兄ちゃんがよその国の後宮に入っちゃう。


うちの国跡取りは女性だから…。

お兄ちゃんが私の代わりにいくっていってくれたのしってるんだ。

でも、あの国の王様男だよね?お兄ちゃんも男なんだけど…よくわかんない…?

私なら女なんだけどね。


『絶対にお金をてにいれるんだ。』

うん、そしてお兄ちゃんが好きな人に嫁げるようにするんだもん。

『…それでは、バイトをしませんか?』

牢の外にいつの間にかきたあの人がいった。

『バイトですか?』

私は震えながらも強い視線を向けた。

『ええ、私もいい加減送り込まれてくる刺客や求愛者や父上の使者や力試しの冒険者にうんざりなんです。』

紫の宝石の付いた金のチョーカーを私の首に着けながら世継ぎの殿下は言った。

あとでみたら継ぎ目がなかった。

『具体的にどういう仕事を?』

私はここから出られるなら受けようと思った。

だって怖いもん。

あの角に何か…いやー。

『簡単な仕事ですよ。』

世継ぎの殿下が微笑んだ。


後ろから音もなく事務官らしい人が来て条件を捲し立てた。


『それで仕事内容は?』

庭の手入れとか自家菜園の世話とかがいいな。

『私の婚約者です。』

甘く微笑んで世継ぎの殿下が私の尻尾の根元を撫でた。


いや…やめて力が抜ける…。


『良いですよね?』

弱い耳元をアマガミして世継ぎの殿下がささやいた。

私は息も絶え絶えでうなづいた。


事務官が物好きなと呟いたのが聞こえた。


以来『婚約者のふり』のバイト中です。

制服支給って農作業出来ないフリフリなドレスだよ~。

私、どっちかと言うとズボンの方が好きだし~。


といったら王子様な正装準備された~。

「倒錯的で良いですね。」

世継ぎの殿下がそうにほほえんで膝に抱きあげられた姿を魔王様にみられた~。


息子の趣味かと微笑ましそうに見ないでください。


婚約者は偽装です。


宿舎ありは世継ぎの殿下の部屋の隣に部屋を準備されました。

つながってますよ~。

食事も世継ぎの殿下の膝抱っこであーんってなんですか?

通勤費はここから出られないんだから発生しないしさ。


制服支給は次から次へと透け透けのから民族衣装系まで…制服にお金かけるなら値上げしてくださいよ、仕送りしてるんだから。


それに…さっき事務官が私のバイト料金、最低賃金より安いって教えてくれたんです!

やめます!


「ふーん…あの男は君が邪魔なんですね、国は心配しないで大丈夫ですよ。」

世継ぎの殿下はそういってつぎの制服ですがと手を叩いた。

衣装の係が紫の豪華なドレスを持ってきた。

「これを着て本城で御披露目です。」

世継ぎの殿下が極上の笑みを浮かべた。

そのまま膝抱っこされて耳をアマガミされる。

弱いところを噛まれて力が抜ける。

そのままキスされた。


ええ?それって公式発表だよね。

後々不味いんじゃ無いんですか?


しがないバイトの私に選択肢はなく。

あえなく正式な婚約者として紹介されて大騒ぎになるのはつぎのきかいに語ろうと思います。


故郷を援助してくれたのは嬉しいですけど。

茨の離宮の麗人様、冗談はやめてください。

私、しがない偽装婚約者バイトですから~。


そういえば親切な事務官さんやめたみたいだけど…どうしてなんだろう?


日に日にセクハラひどくなっていくから新しいバイト探そうかな?

駄文を読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 続き…続きを〜‼︎ 腹黒王子視点が見たい (≧∇≦) その後 も気になります。素敵な 萌え話 ありがとうございました m(__)m
2014/07/19 15:29 退会済み
管理
[一言] 駄文とは思えません 面白いです ちょっとエロイな・・・と思いましが、R15作品だったんですね これからもちょくちょく作品アップして下さい
[一言] 麗人は惚れてしまったんですね(笑) 面白かったです(*´∇`*) これからもガンバって下さい(*´∀`)♪応援してますm(__)m
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ