表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説

献血(200文字)

作者: うわの空

「俺、献血に行こうと思うんだ」

「は?なんでまた急にそんなこと言いだすの?」

「だってね。最近、『献血にご協力くださーい』って叫んでる人をよく見かけるんだ。献血する人が少なくて、困ってるんだってさ。…俺も、誰かの役に立ちたいなって思ったんだよ」

「ふーん…」

「さっきそこで献血車を見かけたから、今からちょっと行ってくる。400ml献血してこよう」

「変なの」

「変かな?」


「変だよ。だってあんた、吸血鬼なのに」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 面白かったです。
2019/10/11 11:21 退会済み
管理
[一言] これは阿刀田高様がお喜びになられるショートショートのスタイルである様だ、最後の一行が効いている。 アイデアも吸血鬼と献血の共通点を見付けた事への作者の能力を買った。 9、0とさせて頂く。 …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ