ひかりが丘住宅線について
このバスはひかりが丘から、生駒駅までを走ることになっている。
ひかりが丘から白庭台駅、白庭台駅からあすか野センター。そしてあすか野センターから、生駒駅までというかなり長い間を走っているバス。
あすか野センターと生駒駅を往復するだけのバスが多い中、ひかりが丘までいくのは珍しいかもしれない。ということもあって、あすか野センターまでのバスよりも人が混んでいる可能性はある。
でもまあ白庭台駅に降りる人だっているから、そんなに多く人がいるわけじゃないだろう。なにせ白庭台駅はけいはんな線に所属する駅だ。けいはんな線は大阪メトロの中央線につながっているので、白庭台駅からコスモスクエア駅へ行くことができる。そのうえ将来的には万博会場の最寄り駅である、夢洲駅へ行くこともできるようになるらしいし。
生駒駅もけいはんな線の駅だから、万博会場の最寄り駅である夢洲駅へ行くこともできるようになるのは一緒。ということで何気ない田舎だけど、万博会場へ行く事ができる珍しい場所ってわけ。
そんなバスの中は、仕事のために駅へ行く人が多い。
そんなこともあってか、いつも朝は混んでいる。大抵小明寺垣内で席がなくなり、島田から生駒つじ町の間に乗った人はたいてい立つことになる。
だからこのバスを嫌う人もいるらしい。混んでいるから当然か。
こんなに混んでいるけど、実はひかりが丘住宅線はなくなってしまうかもしれない、そんなバス路線らしい。それでバス路線がなくならないように、あすか野に住む人たちがたくさん頑張っていた。
とはいえ頑張っていた人達は年齢層が高くて、何よりも子育てよりもバス路線の維持に金をかけるのがいいと考えてそうな人もいた。そこであすか野は高齢者が多い住宅地って感じかもしれない? そこらへんはよくわからないけど。
少なくともあすか野の人だけがバス路線を廃止させないように頑張っていたので、他の地域と違うような事情はあったかもしれない。他の地域よりも、何かあすか野は保守的なのかもしれない。
そんな保守的なあすか野から、万博会場へ行ける生駒駅までのバス路線。そこで咲くかもしれない、一つの恋の花。
それは何も変えないかもしれないし、何か変えるかもしれない。そこは今、誰にもわからない。
一部漢字で表記できない文字があるので、ひらがなにしています。