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転生したらまさかの蜂の魔物って、噓でしょ……?  作者: 風遊ひばり
天災の誕生
7/74

サバイバル的にはカエルは鶏肉

評価・ブックマークありがとうございます!

おっはようございまーす!

体調は良好!

麻痺毒もすっかり抜けて、味覚も治っている。

変な後遺症が残らなくて良かった。


いつものように卵を磨きながら『ステータス』を確認する。



名前:無し

種族:女王魔蜂ディアボロヴェスパ・カラリエーヴァ

Lv:1

状態:普通

HP:2800/2800

MP:660/660

STR:924

VIT:298

AGI:811

DEX:458

RES:520

スキル:『禁忌の暴食Lv――』、『禁忌の強欲Lv――』、『女王の支配Lv1』、『魅了Lv1』、『過食Lv1』、『猛毒生成Lv2』、『熱感知Lv1』、『飛翔Lv1』、『超音波Lv1』、『鑑定Lv1』、『自動再生Lv1』、『脚力強化Lv1(new)』,『毒耐性Lv1(new)』

称号:《禁忌を犯せし者》、《魔蜂の女王》



結構強くなってるなぁ。

《暴食》と《強欲》でステータス二重取りだからね。

一匹食べるだけで二倍のステータスを得られる。


でもまだレベルは上がってないな。ナメクジとカエルしか倒してないから当たり前か。

でも、《脚力強化》と《毒耐性》が追加されて、《猛毒生成》がレベルアップしてる。


『脚力強化Lv1』

脚力のみを強化するスキル。


『毒耐性Lv1』

毒に対する抵抗力を上昇する。


ふむふむ。

食べたのはカエルだったし、脚力強化は納得かな。

私の細脚で効果が得られるか微妙なんだけどね。

いや、細脚だからこそ強化が必要か。

せっかくのスリムな足が太くなったら嫌だなぁ。


そして、《毒耐性》。

寝てる間に麻痺毒と格闘した結果かな。

ウイルスに免疫ができるみたいな感じで、毒の免疫を獲得したんだと思う。

狙いの蜘蛛の魔物も多分毒を持ってるだろうし、これはラッキー。



卵をしっかり保護して……よし、準備完了!

いざ、今日の狩りに行ってきます!



          ♢♢♢♢



やって来ました、川辺です。

この辺りはカエルの住処になってるようで、昨日のカエルと同じやつが何匹か居るようだ。


一、ニ……五匹かな……。

全部狩っちゃおうかな……《毒耐性》あるし、五匹ぐらい食べても大丈夫でしょ。


この身体にもかなり慣れてきたし、カエルと一度戦って自信もついた。

くふふ、それじゃ……戦闘開始。


一匹目。

後ろをとって針で一刺し。

今回は勢いつけずに、ズブッと突き刺した。

麻痺毒と猛毒でじわじわとカエルを殺すだろう。


二匹目と三匹目。

一匹目の悲鳴のような鳴き声を聞いて逃げようとしたカエルを《超音波》で硬直させ、麻痺毒と猛毒をぶっかける。


昨日のカエルが口から吐いたやつを真似して、針の先から飛ばしてみたら上手くいったみたいだ。


四匹目。

《飛翔》で急加速して、水に飛び込もうとジャンプしたところを横からインターセプト。

そのまま空中で首を切り裂いて地面に落とす。


五匹目……は逃がしたか。

水に入られるとどうしようもない。

一応、《熱感知》で移動した方向は分かってる。

それに、その方向に別のカエルの住処もあるだろう。


そして、カエルの住処ってことは近くにエサになる昆虫が繁殖してるはず。そこが狙い目かな。


とりあえず、毒で苦しんでるカエル四匹の首を掻き切ってトドメを刺す。

それを一ヶ所に纏めておいて、後で回収するとしよう。



女王魔蜂ディアボロヴェスパ・カラリエーヴァのレベルが上がりました』


おっ、レベルアップ?

やったぜ。ステータスが上がってるのは間違いないだろう。

カエル五匹でレベルアップか……多いのか少ないのか。

いや、少ないと思っていた方がいいかな。

多分これからかなりレベル上がりにくくなると思うし。


さて、追跡開始。

今夜はごちそうだね。



おぉ、さっきよりも少しだけ飛びやすい。

言葉にしにくいけど、身体が軽くなったと言うかハンドリングが利きやすいと言うか。

とにかく飛行性能が上がったのは事実。

それに《熱感知》のレベルが上がったお陰で、遠くの生物の体温も遮蔽物がなければはっきり分かる。

川の中にいるカエルも見失うことはない。


しかし、狭い……。

川が流れている場所の天井が低くなっていて、翅がぶつからないようにすると足が水面についてしまう。


冷たい水は意外と気持ちいいんだけど、これ水面下からいきなり襲われないよね?

痛っ!翅の先っぽ岩に擦った!

油断するとすぐこれね……集中集中。



お?カエルが水から上がった?

ということは、その辺りに住処があるはず。

逃がしはしないよ?カエルさん。


川を抜けると、広範囲に苔が広がった湿地みたいな場所に出た。

そこら中から、ゲコゲコとカエルの鳴き声が聴こえてくる。



おぉ、ここが桃源郷……ではないけど、エサ場としてはかなり良さそう。

ハエみたいな小さい羽虫もいる。


あのカエルが食べてるのはバッタ?

それ私も欲しい!

あ、いや、バッタを食べるのか好きって訳じゃないよ?

ほら、新しいスキルとか持ってるかもだし、ぜひ殺したいっていうか……。


病んでるを通り越してサイコパスやん。

大丈夫、殺したらしっかり食べるから。

お残しは許さないかんね!


カエルは結構な数いるし、私に気づいてるのもいるだろう。

カエルは確かに弱いけど、十や二十を一度に相手したくないしね、今は上空から偵察中だよ。


目標のバッタは……いたいた。大きさは私と同じぐらいか、少し大きいかも。《鑑定》によると……



名前:なし

種族:メガロ・ホッパー

Lv:3



『スキル:鑑定 のレベルが上がりました』


突然の天の声さん!《鑑定》のレベルが上がったってホントに!?


ありがたや~。

これでもっと詳しく見れるんやね……じゃ、もう一回《鑑定》!



名前:なし

種族:メガロ・ホッパー

Lv:3

状態:普通



うーん、状態か……。

あんまり進歩は無かったな。

ま、《鑑定》が有用なのは分かりきってるし、今後の成長に期待だ。


というわけで……突撃!



急降下して毒針を突き刺そうとするが、バッタは後ろ足で大きく跳躍しギリギリのところで避けてしまう。


避けられた!?

と言うか、一歩でめっちゃ跳ぶやん。

お前、さてはカエルより《脚力強化》のレベル高いな!?

逃がすかぁっ!


いや、AGIは多分私の方が上だし、飛べるからよっぽど巻かれる心配はないけどね。


そんなに逃げなくても、ちょこっと注射したらすぐ昇天するだけだから……わぷっ!


なっ、なんだこれ!?

ねっちょりした糸みたいなのが絡み付いて動けないっ!

よく見たらバッタも動けなくなってるし……ははーん、これ、蜘蛛の巣だな?


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― 新着の感想 ―
カエルは変温動物なので体温=外気温となります。 熱感知でカエルを見つけることは出来ないと思います。
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