好きなものを食べて好きなだけ寝るって、それって天国なのでは?
評価・ブックマークありがとうございます!
そして誤字報告してくださった方、自分では気づきませんでした!
ありがとうございます!
あんまり美味しかったもんだから追加で捕まえちゃった。
コウモリをエサに、寄ってきたところを投網で捕獲!
まぁ、複数を一気に引き上げられる自信が無かったから、一匹ずつ上げたんだけどね。
それじゃ、順番に……《鑑定》!
名前:無し
種族:アビス・アングイラ
Lv:10
状態:衰弱
HP:230/1020
MP:266/266
STR:680
VIT:345
AGI:289
DEX:450
RES:362
まずはウナギっぽいやつ。
おぉっ!相手のステータスまで見えるようになってる!
流石《鑑定》ですわ……レベル5にもなると相手の実力が測りやすくなるなぁ。
元々のHPが割と高めだけど、他のステータスは低めかな。
レベル10でこれだと、私ってどれだけ……STR約4千は異常かも。
弱ってるのは、引き上げる時に結構暴れたからかな?
軽く《超音波》しただけなのに……え?それが原因だって?
……えへへ。
さぁ気を取り直して次!《鑑定》!
名前:無し
種族:パラライア・カルパ
Lv:6
状態:新鮮
HP:232/880
MP:218/218
STR:370
VIT:469
AGI:156
DEX:355
RES:267
こいつは、コイみたいな見た目の魚。
ずんぐりとした見た目にそぐわず、VITが意外と高い。
AGIが低いってことは、そんなに泳ぎが得意じゃなかったり?
レベルも6だしよく生きてるなこいつ。
で、問題の最後の一匹。
名前:無し
種族:メガロ・ディニクティス
Lv:17
状態:怒り
HP:894/2016
MP:832/832
STR:1524
VIT:1486
AGI:336
DEX:592
RES:1275
多分、上から見た時に見つけた、私を一口で食べそうな巨大な魚の一匹。
見た目が古生代にいるような魚だ。
全身が鎧のような厳つい鱗で覆われており、見た目通りにVITが高い。
牙はなく、ギロチンのような一枚刃を取り付けた口である。
全長は私の五倍は下らない。
我ながらよく上げたなこいつ……。
しかもHPが半分以下になってるのに怒り状態だし、殺意高すぎ……。
あんまり暴れるもんだから、蜘蛛糸でぐるぐる巻きにして地面に固定してある。
って、なんかこいつの額の部分に魔法陣?みたいなのが現れ始めたんだけど……。
ちょっ、魔法ですか!?ファンタジーですかっ!?
緊急回避!
私が慌ててその場を離れると、元居た場所を水の砲撃が通り抜けていった。
放たれた砲撃は近くの鍾乳石にあたり、綺麗だった鍾乳石を粉々に砕いてしまった。
危な……それなんてハイ○ロポンプ……。
ポ○モンかよ。
しかし、この世界って魔法なんてものもあるんだ。
はぇー、すっごいファンタジー。
現実感なさ過ぎてそんな感想しか出てこない。
それを魚が使えるってのが何とも……。
私自身が使えたら、多分もっとワクワクするんだろうけど。
あっ……もしかして殺したら《強欲》で奪えたりしない?
試す価値あり。
というか、最初から食べるつもりで捕ってるんだけどね。
しかも攻撃までしてきたんだし、お返ししなきゃね。
という訳で、《身体強化》!
約4千のステータスに強化を上乗せして、自慢の毒針に《斬撃波》を上乗せ!
さらに《飛翔》で勢いをつけてアタック!
強固な鱗の鎧も打ち砕いて、毒針が深々と突き刺さった。
っ……おぉ、やっぱり私のSTRならこいつのVITをものともしない。
そしてそこに《猛毒生成》!
うわぁ、暴れる暴れる……。
そりゃ、猛毒を撃ち込まれたんだもんね。苦しいに決まってる。
糸で押さえておいて良かった。
でも、身体が大きいからかなかなか死には至らないようだ。
ならば試してやろう。
二撃目の毒針+《アナフィラキシーショック》!
再び毒針を刺して毒を撃ち込んだ瞬間、こいつの身体がビクンッと大きく跳ねて、それっきり動かなくなった。
『女王魔蜂のレベルが6に上がりました』
『スキル:遊泳Lv3を獲得しました』
『スキル:水魔法Lv1を獲得しました』
『称号:下剋上を獲得しました』
来ました《水魔法》!
スキルなのかどうか微妙だったんだけど、問題なく獲得できたみたいだ。
どれどれ……
《水魔法Lv1》
魔法陣を構築し、水を生み出して攻撃するスキル。
威力は消費するMPに依存する。
おぉぉ……ザ・異世界と言わんばかりの魔法。
使ってみたくてワクワクが止まらない。
ま、このエリアだと魚ばっかりだからあんまり効果なさそうだけど。
でも、将来絶対役に立つ。
くふふ、全属性の魔法をコンプリートするのもいいなぁ。
それにしても、あれだけ元気だったのに二撃で即死かよ……。
《アナフィラキシーショック》もなかなかの強スキルじゃないか。
レベルアップもするし、こいつ意外と経験値高い魔物だったんだよね?
隣で見てるウナギとコイも心なしかドン引きしてる気がする。
心配しなくても、すぐ連れていってあげるからね。
ウナギとコイにも二撃ずつ与えて《アナフィラキシーショック》で即死。
『女王魔蜂のレベルが7に上がりました』
えっ、マジで?
すぐレベル上がるじゃん。
このエリア、もしかして経験値美味い?味だけじゃなくて。
……ここでしばらくレベリングもいいなぁ……。
湿気が多いのが気になるけどね。
さて、実食と参りましょう。
ウナギとコイと古代魚を、子供たちが食べやすいように適当な大きさにカット。
カマキリさんの鎌を奪っておいて良かった。
爪でスパスパ切れる。
さぁ、お食べ♪
キュイキュイと鳴きながら夢中で食べてる……可愛い。
ずっと見ててもいいんだけど、私も食べなきゃ。
じゃ、いただきまーす!
ウナギが美味い……最初に食べた魚よりも美味いわこれ。
考えるよりも先に二口目を食べちゃうぐらい美味い。
油が乗っていて、コクがある。
口の中が少しだけピリピリするのは、多分麻痺毒だろう。
この毒が抜ければもっと美味しいんだろうなぁ。
コイはまあまあ。
まずくは無いけど、ウナギほどの旨味は無い。
古代魚は……お前は硬い。で、旨味もウナギほどじゃない。
うーん、ステータスと経験値が美味しいから狩るべきなんだろうけど、ウナギの方が美味いからなぁ。
進んで狩りたくないというのが本音。相手強いし。
ま、今日はなかなかの労働で疲れたから早めに寝よう。
そんで起きたら、このエリアを冒険がてら魚を狩ってみよう。
じゃ、ご馳走様!そんでお休み!
食べてすぐ寝たら太るって?
それは禁句だよ?




