表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

擬態~AnoTher sTory~


知っている

最近、あなたがうまく笑えていないこと


あなたの気持ちを確かめたくて

幸せだね。と、言ってみた


あなたは微笑む

そっか。

私もあなたに倣って嬉しそうにしてみせた


知っている

私をもう見てくれていないこと


今日はお魚が食べたい気分。

あなたはお寿司屋さんに連れて行ってくれて、

ぎこちなく笑った


知っている

あなたの気持ちが離れていること


今度はどこに行こうかなぁ。

あなたは南の方がいいかなとそっけない笑顔で答えた。


知っている

今までの思い出が邪魔をして、別れを切り出せずにいること


それでも私はあなたの側を離れたくない

出来るだけ、何も知らない様に振る舞うの


ねぇ、私のこと好き?

返ってくるのは空っぽな返事だけ


そこに表情はない

声に気持ちが追いついていないみたい


私はあなたの気持ちに

気がついていないふりをして喜んでみた


あなたはもう一度、大好き。

と、言ってくれた


ほら、

いつものぎこちない笑顔がばればれだよ。



あなたは笑顔を取り繕う

いつかこの関係が終わるまで


もう少し上手に隠してよ。

私は今日もあなたの擬態に気が付かないふりをする


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ