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ぼくのエンピツ先生

作者: 漣シキ

「エンピツ先生エンピツ先生」


『なんだい。やけに焦っているじゃないか』


 四時間目の授業の最中、努めて小声で呼びかける。


「どうしよう、緊急事態だよ」


『もしかしてお腹でも痛くなったのかい』

 

 図星を突かれて、うめきが漏れる。


 さすがはエンピツ先生。なんでも知っている。


『早くトイレに行ったほうがいいよ。集中できないだろ』


「そうしたいのは山々なんだけど」


 教壇を見やる。行けない理由の一つが椅子に深々と鎮座していた。


「今はテストの時間だよ? 先生もほら、ぐーすか眠っているし。それに……」


 席の向こうを盗み見る。もう一つは、ぼくの自尊心に関わる問題だ。


『ははーん。わかったぞ。えっちゃんが気がかりなんだろ』


 ぎくりと、わかりやすく体が反応した。――大丈夫だ。周りからは不審に思われていない。


『テスト中、ましてや好きな女の子の手前トイレに行くことが恥ずかしい。こんなところかい?』


「そうだよ……。わかってるんならさ、なんとかこの状況を打開する方法を教えてよ」


『君は小学生かい? 人間の生理現象ってやつなんだろ。君だけじゃなくてみんなに言えることじゃないか。それにえっちゃんだってトイレに行けばうん――』


『いたいたい! なにするんだうんこ太郎』


 人差し指と親指にぐいぐいと力を込める。誰がうんこ太郎だ。漏らしていない。


『わかった、わかったからっ。それ以上されると折れちゃう』


 降参の声に力を緩める。どうやらエンピツにも痛覚というものがあるらしい。


『うーん、そうだねえ。僕の辞書に『トイレに行く方法』なんて項目はないんだけど』


『一つだけ、最善の策がある』


「そ、それは?」


 すがるように問う。じれったく弄ぶような間が、焦りと腹痛を強くさせるばかりだった。


 ぼくを置いて、周りには変わらずカリカリと答案を解く音が聞こえてくるなか、やがてエンピツ先生は自信に満ちた声で言った。


『こうするのさ』


 顔なんてないくせに、ニヤリと、表情を浮かべた気がした。


 そして。


『せんせーい! お腹痛いんで保健室行ってきまーす!』


 馬鹿みたいに大きな声が、教室全体に轟いた。


「あ…………」


 みんなの目が、一斉にぼくに向いていた。カリカリと真剣に答案を解く音も、いつしか止まっている。声の発信源はぼくの手元にあるものの、言い訳のしようがない。


 ぼくじゃないです、とはとても言えない状況だった。


「い、いってきなさい」


「は、い」


 もうすっかりお目覚めの先生に、ぎこちなく答える。立ち上がると、勢い余って椅子がガタンと音を立てた。


 さらに追い打ちをかけるように、えっちゃんの表情も心なしか引き気味な気がした。


『へへん。どんなもんだい』


 勝ち誇った声に、答案用紙に横たわる実行犯を一瞥する。


 ――次はペン回しの刑だな。


 帰ってきたらどんな目に合わせてやろうかと、トイレに向かう間あれこれと考えていた。


 ただ姑息なぼくと違い、下手な策を講じないところは、真っ直ぐなやつだと思った。

 

 エンピツだけに。



「エンピツ先生エンピツ先生」


『なんだい。またいつぞやのようにお腹が痛くなったかい』


 夏。壊れた冷房により生き地獄と化した教室で。


「違うよ。ある意味もっと、深刻な事態さ……」


 ぼくは燃え尽きていた。書きかけの答案用紙に、汗がぽたぽたと落ちていく。


『まさか昨日はった山が全部外れてロクに問題も解けないし、おまけに進級もかかっている大事なテストでもう大好きなえっちゃんと一緒に進級できないあーどうしようってことでもはや諦めかけている――ってのは僕の考えすぎかな』


 さすがはエンピツ先生。テスト前に削っただけあってか鋭角的にえぐってくる。


『ハハ。なんだよその表情は。なんでもいいから書いたほうがいいよ。そうやってセミの声に耳を預けていても時間が過ぎるだけだよ』


「わ、わかってるよそんなこと」


 ちらと、投げ出した答案用紙を見る。


 先の先生の言ったとおり、進級がかかったテストだ。ボーダーラインは、六十点……。山を張ったところがせいぜい三十点。実際に解けた範囲が三十点。


 六十から三十を引く。つまり、あと三十点足らない。


 カキカキと、周りの人間の答案を解く音は変わらない。むしろみんな早くないか……?


 自責の念が募る。まさか、山を外したのはぼくだけというのか。


 つまるところこれは変わりようのない、


 ――デス・オブ・パーリーナイ。


 答案から目を逸らす。あーだめだ。文字がぐるぐると回転して見えてきた。


『はあー。仕方ないね。僕も学び舎の空気をもう少し味わっていたいし』


「えっ、答え教えてくれるの?」


『ああ。2Xの三乗さ』


「なに言ってんだ。これ国語の問題だろ」


『あ、よかった。まだ正気は保てているね』


 むしろ正気を疑うのはこっちのほうだ。この状況下でからかうとは教育者としてどうなのだ。エンピツだけど。


 もしも進級できたならシャーペンに乗り換えてやろうと、荒い息をつきながら思った。


『ははごめんごめん。ちょっとリラックスさせようとしただけさ』


『力を貸そう。とはいっても、小細工はなしだ。悪いけど、ズルはしたくない性分でね。なんせ僕エンピツですから』


 泣きの懇願に折れた、と先生の言葉に期待がつのる。エンピツだけに、折れちゃいないが、自分でもうまいと思った。


『よーく思い出してごらん。焦ってちゃんと問題を追えていないだけなんだよ、君は』


 じっくりと、言い聞かせるような声音だった。


 問題を、追えていない? どういうことだ。そもそも考えたってわからないものをさらに考えたところで、疑問符しか浮かんでこない。


 頭を抱えるぼくに、先生の言葉は続く。


『らしく、書いてみようよ。間違っていたらどうしようって考えていたら、いつまでたっても問題なんて解けやしないよ。ある意味人間の人生と同じかもね』


 まるで見てきたかのような口ぶりだった。文房具のくせに。


 ――人生、か。たった一枚の答案用紙から文房具に人生を見透かされているようじゃ、ぼくは人間失格だろうか。


『さて、できるアドバイスはこんなところか』


「さすが先生。いやほんと、さすがです」


 肩を落とす。期待していた解答とは違う、ありふれた教育者らしい言葉だった。


「…………」


 かちゃんと、力なく先生を机の上に落とす。打つ手なしだ。同級生が先輩になる未来を想像して、悲嘆に暮れたくなった。


『徒然草の作者は?』


 手元の声にはっとする。なにごとかと、机に横たわる先生を今一度握り直す。


『さあ。徒然草の作者は?』


「よ、よしだ、けんこう……?」


『問二。次の文の形容動詞を答えよ』


「み、みぜんけいっ!」


 おーすごい! ただ問題を声に出されているだけだというのに。


 それなのに、どうだ。あれだけ考えてもわからなかった問題が手に取るようにわかる。わかるぞ!


 いつしか、周りに響くカリカリとした音のなかに、自分の音も加わっていることに気づく。


『ふふ、その調子。では問五――』


 そういうことかと納得する。追えていないとは、こういうことか。焦るばかりで、今まさに目の前にわかりやすく提示された『問』と書かれた現実問題に、目を向けていなかったのだ。


 問を解き後ろへ追いやっていくたびに、壁を乗り越えるような奇妙な実感があった。


『さあ! 心の赴くままに書いていくんだ!』


 応えるように、答案を解くスピードは上がる。残り三分の一まで進むと、ゴールまでたどり着ける確信があった。


 えっちゃんを見やる。まだ天は、ぼくを見捨てたりはしていない。


 先生を握りしめ、思いと頭の向くまま余白を埋めていった。


 そして一週間後――。


 返ってきた答案は見事、すべて間違っていた。

 

 正確にいえば、答えは合っていたのだが、まあなんというか、漢字を間違えていた。なんだよ吉田健康って。吉田が健康で知ったことか。

 

 その後補修でなんとか進級することができたのは、友人にも話していないここだけの話しだ。



「エンピツ先生エンピツ先生」


『――』


「ねえエンピツ先生ってば」


『――ん? ああ、呼んだかい。ごめんよ。ぼうってしていた』


「なんだよ。最近なかなか応えてくれないじゃないか」


 ため息をつく。最近とこの調子だ。なにかしたわけでもないのに、冷たくされているような気がしてならなかった。


『ごめんごめん。それでなんだい。ずいぶんと緊張しているじゃないか。脈拍が早いね』


 平然と、正確に心情をつく。うーんさすがはエンピツ先生。心拍計いらずだ。


「まあ、その、ものは相談なんだけど」


『念願かなってえっちゃんの隣席になれたんだろ。チャンスじゃないか』


 思っていたことを先に言われてしまう。心まで見透かしてくるとは、ぼくとはそんなにわかりやすい反応をしているだろうか。


『はあー。恋、か。なにもかもが懐かしい』


「え。エンピツ先生、恋したことあるの……?」

 

 先生が遠い目をする――ような気がした。


『君を見ていると、昔の僕を見ているようでくすぐったくなるよ。若さだね』


『僕もね、今じゃこんなだけど、青い日々があったんだ』


 こんなとはどんなだ、と代わり映えのしない細い姿を見て思った。


 えてして、語られる文具業界の恋愛模様を興味深げに耳を傾けた。


『彼女の名前は消しゴム。鮮やかなスイートピーのスリーブ、使われるたびに丸みを帯びる体躯。あぁ、素敵な女性だった』


『いい子だった。気立てもよくてね。ころころと変わる筆箱の位置で、時には体が密着する時なんかもあったりして、その度にお互いどきどきしていたものさ』


 頭を捻る。うまく想像ができない。

 

 エンピツと消しゴムの恋。甘酸っぱいのか、かちゃかちゃしているのか。

 

 とはいえ、こんなありふれた文房具ごときに、ぼくは先を越されてしまっているということが虚しかった。


『けれどね。幸せは、長くは続かなかった』


 口調が一変して、暗いものとなる。文具の恋の行方に、息を呑んだ。


『僕は、伝えたかった。この細い体に込められた、最上の愛を。想いを』


『そうしてこっそりと、どれだけ愛を伝えても、消されていった。そこに文字がある限りね。それが、彼女の存在意義だったから』


 先生の言わんとすることは、シンプルだった。


『わかるかい。僕たちは、相容れない存在だった。書くものと消す側。創造するものと破壊するものってね』


 対極に位置する二人(というかこの場合二つ?)は、気づかぬまま、互いの使命を果たしていた。


 その想いとは裏腹に。


『だけど僕は馬鹿だった』


 悔しげに、先生は顔を歪めた――ような気がした。


『消されても、また書けばよかったんだ。何度だって、伝えればよかったんだ。そんな単純なことにも気づかずに』


『ぐずぐずしていた結果。やつに、先を越された』


 目を向ける。おそらく、前の席の男子が使っているあれだろう。


 エッジの効いたボディ。どこかくせになる、親指でカチカチと規則正しく音を立てる頭頂部。


「シャーペン、だよね」


 二人は知らなかった。昔がどうかは知らないが、エンピツにもシャーペンにも、今では消しゴム付きのものが存在するということを。


 手を取り合うことが、簡単にできたんだ。


『わかっただろう。教育者として、時には反面教師にもならないとね』


 追憶は終わりとばかりに、先生は声をいつもの調子に戻した。


『さあ。これからやることは、わかるね。簡単だ。なんでもいい。まずはリングに立つことだ。恋は先制あるのみ!』


 先制という言葉に、思わずうろたえる。言葉の魔力か。なんだかがつがつしているようで、躊躇させるには十分な言葉だった。


『君たち人間ならできるさ。手だって、僕らと違ってすぐに繋ぐことができる距離にあるんだからね』


 そうしてぼくの背中を押すと、先生はそれっきりしばらく口を開くことはなかった。


 すぐそばにある、距離……。とても、手を繋ぐ肯定までは程遠いが。


「――っ!」


 ぼくもシャーペンに負けてたまるかと、意を決して、体を隣に向けた。


「あっ、あの――!」


 長いまつげ。健康的な肌。動く度に微かに揺れる、一房のポニーテール。

 

 上ずった声で、ぼくは試合開始のゴングを鳴らした――。



「エンピツ先生エンピツ先生」


『…………』


「ねぇ、ねぇってば! 眠ってないで起きてくれよ」


 呼びかけても、応答がない。いつものように、ぼくの言わんとすることを見透かしてこない。


「はぁ。どうしたってんだよ。もう、応えてくれないのかよ」


 焦りに駆られる。場違いな苛立ちは、もはや八つ当たりだった。


 入試テストの最期の問題。解答はわかっているというのに、なぜ書けないのか。原因がてんでわからなかった。


 うなだれる。ぼくがこんなだから、先生は愛想をつかしたのかもしれない。当たり前だが、自分の力で解決するほかないのだろう――。

 

カチコチカチコチ。時計の針は、無情にも進んでいく。


変わらず、なにかを書こうにも、芯の先端から一点を動かせないでいた。


「ここまでか」


 あれだけ頑張ってきたというのに。こんなところで、躓いてしまうなんて。


 報われない努力を実感し、万事休すかと思われたとき。


『う、うーん……』


 眠りから覚めるような声が聞こえてきた。


『ふあ~。あれれ。もうテストの時間かい』


「遅いよ、先生」


 間の抜けた声に、安堵する。よかった。見捨てられているわけじゃなかった。


「助けて先生。どういうわけか、手が動かないんだ。これが最期の問題だってのに、困ったよ」


『んん。動かない? なんだい緊張しすぎて腕でもつって……』


 そこで、言葉がぶつりと途切れる。先生は急に口を閉ざしてしまった。


 まるで、なにかに気づいて思いとどまるような間が降りる。


『――どうして、書かないんだい』


 そして次には、怒りをたたえた声で、言ってきた。


「いや、いやいや。だからそれをぼくも知りたいんですよ先生」


 なにを言っているんだとばかりに苦笑する。生憎と、今求めているのはユーモアではないというのに。


 だが待てど暮らせど、先生はくすりともしてこなかった。


『聞こえなかったかい。どうして、書かないんだと言っているんだ』


「だからっ、その書けない理由がわからないんだってば。そっちこそ、人の話を聞いていないじゃないか」


『いいや。君はわかっているはずだ。また、現実から目を背けているだけだってことをね』


 ムッとする。目を背けていたらここまで問題が解けるものか。


 今の今まで、一番近くで見てきたくせに。今日の先生はなんだか意地悪だった。


 ふんと鼻を鳴らす。そんなぼくの機嫌など目もくれず、先生は裏腹な心を読んできた。


『僕、のことかい』


 なにを、と言おうとしたが、言葉の先で口ごもる。


『やれやれ。君ってやつは』


 その一言で、降参だった。


 駄目、か。さすが先生。やっぱり、嘘をつくことは敵わなかった。


「わかってるんならさ、どうすればいいか、教えてよ」


 震える声で、問う。そんなぼくに、先生は柔らかな声で返してきた。


『えっちゃんと同じ学校に行きたいんだろ。なら、こんなところで躓いてちゃいられないじゃないか』


「そう、だけど」


 すっかりと短くなった先生の姿を見る。これも、目を背けていたことだった。


『この姿は、君が頑張った成果だよ。好きな子と同じ学校に行く。その想いだけで努力してきた君と、それから僕の勲章だ』


「それでもぼくが、このまま問題を解いてしまえば――」


 消えてしまう。最期の問題を解いたとき、先生は……。


エンピツ先生を置く。駄目だ。ぼくには、できない。


「こわく、ないのかい」


『…………』


 それ自体が返答なのか。それとも、覚悟を決めた間だったのか。


 ぼくのこぼした言葉に、先生は特に感情の起伏を見せることはなかった。



『最期のお願い、聞いてくれるかい』



 ややあって、先生は静かに告げる。


 たまらず、顔を背ける。やめろよ最期のお願いだなんて。


 まるで、まるで別れが確実にやってきているみたいじゃないか。


『最期まで、僕の命を燃やしておくれ。ただの文房具としてでなく、まがい物だとしても人らしく、役目を終わりたいんだ』


「……ぅ」


 試験中にもかかわらず、嗚咽がもれる。隣の受験生がうっとうしそうに怪訝な反応を向けてきたが、構うことなかった。


 ふと気づくと、先生を握るまいと決め込んでいた拳が、微かに開いている。気持ちを表すには、十分な動作だった。


 ただそれでも、ぼくは先生を握ることを、しばらくできないでいた。


『待ってるよ。そして、信じている。君が、最期まで僕と共に戦ってくれることを――』


 そう言い置いて、先生は口を閉ざした。おそらく、ぼくがなにを言っても、ここから先の反応は望めないだろうと思った。


「……――」


 試験終了三分前。ぼくはゆっくりと、そして力強く、先生を握る。


 別れの挨拶を口にしなかったのは、きっとぼくのためだろう。どうしてかって。だって、先生はぼくのことをよく理解しているから。


 文具のくせに、最期までお節介なやつだ。

 

 今までの感謝を込めて。思い出をなぞるように。


 そうして最期に書いた問題は。


 涙で滲んで、よれよれだった。



「ねえ。エンピツ、ずっと使っているよね。なんで?」


「え、」


「あ、ああこれね。はは、やっぱり変かな」


 卒業式のあと。教室で、話しかけられたのがぼくだと気づく。


「変じゃないけど、なんだか珍しいなって。シャーペンに変えないの? 不便じゃない?」


「いやーそれがね、これは魔法のエンピツだったんだ」


「なにそれ。それにだった、って過去形? ふふ、意外と君おもしろいこというのね」


 屈託ない笑みが浮かぶ。いつも遠目から見ていても、違って見えていた。


 間近だと、彼女はこんなふうに笑うのか。


「実は面白い経緯があってね。暇つぶし程度に、聞いてほしいんだけど――」


 前置きに、彼女は興味津々に身を乗り出す。先制攻撃、とは少し違うけど。向かい合った今、姑息なぼくの本領発揮だった。


 そうして、ぼくは口を開く。見た目はまんま変哲もない文房具だというのに、どこか人間らしい、ちょっとおかしなやつ。


 彼とぼくとの、細くも長い日々を語った――。


 エンピツだけに、ね。



Fin


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