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常識破りの回復師  作者: レイオン
王国侵入と冒険者ギルド
3/6

ステータス確認その2

自信満々に藤森が台座に手をかざすと、再び周りがざわついた。



ロール        聖拳闘士



「まだ驚くのは早いぜ!ステータスオープン!」


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



名前         藤森悟ふじもり さとる

年齢         17歳

ロール        聖拳闘士

レベル        1

経験値        0


体力         90

攻撃力        96(+100)

魔力         12

耐久力        43

素早さ        89(+100)

運          14


スキル

体術Lv.10   聖拳術Lv.1


EXスキル

なし


スキルポイント

0P


加護

聖教神の加護



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


「どうだ俊!俺の方が強いだろ!」


「マジかー。ステータス負けてんじゃん俺。めっちゃ悔しいわー。」


「悟様も俊様もとても高いステータスを持っていらっしゃいますね!普通レベル1のときは良くても20くらいしかないものです!レベルが上がればもっと強くなりますよ!」


おいおいおい、普通の人が良くて20ってよ、俺魔力と運以外一般人レベルかよ!でもその代わりなのか?加護が2つもついてる理由は。それに俺だけスキルポイントが100Pあるし、EXスキルももう出てるし。

他の奴らはどうなんだ?


「じゃあ、俺はかなり強いのか?」


宮嶋が首をかしげながら台座に手をかざす。



ロール        勇者



「おおおおお!出た!勇者だ!何百年ぶりだ?これはすごいぞ!」


今までざわつく程度だった周りの兵士達が一斉に興奮しだした。


「ステータスオープン」



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



名前         宮嶋賢也みやじま けんや

年齢         17歳

ロール        勇者

レベル        1

経験値        0


体力         125

攻撃力        103(+100)

魔力         91(+100)

耐久力        100(+100)

素早さ        96(+100)

運          48


スキル

剣術Lv.10   聖剣術Lv.6   勇者魔法Lv.1


EXスキル

聖剣召喚


スキルポイント

0P


加護

聖教神の加護



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



…………は?……いやいやおかしくないか?レベル1からステータスが100超えてるってどういうことだよ!それこいつだけ加護の補正多いじゃん。合計は俺の方が高いけどよ。


「す、すげぇぞ!賢也!お前チートだな!」


「あぁ、一瞬で俺抜かされちまったよ。まあでも、賢也なら納得だな!」


佐藤も藤森も興奮さながら話す。

さっきまでざわついていたはずの周りは静まりかえっていた。周りの人たちの静寂を破ったのは王女だった。片膝をついて宮嶋の両手を握って、王女は話し始めた。


「まさか、伝説とも言われた勇者様が現れるとは…。過去にいた勇者様は1人で魔王を倒したと言われていましたが、レベル1でここまでのステータスがあるのであればその話も真実なのかもしれません。賢也様、どうか私達の国を救ってください。」


困惑しているのか宮嶋は暫くとまり、佐藤たちの方を見た。


「えっと…これはどうすれば?俺は1人でなんか魔王を倒せないぞ。あいつらがいないと多分ダメだ。それに、そんなデカい期待をされても応えられるかわからないぞ。それでもいいなら俺はやるが、」


どうやら召喚された人たちでパーティを組んで魔王と戦うのは確定らしい。俺はそんなに集団行動は得意じゃないんだけどな。


王女の長い話が終わり、次の番になったようだ。



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