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学園生活14

 一日目

 今日はこの街の近くにある湖で泳ぐ予定なんだよね

 猫は水が嫌いというけど、私は平気。ガンガン泳いじゃうよ

 湖までは馬車が出てるけどそんなに距離は無い。歩いて一キロほどみたいだから私達は歩いて行くことにした

 街道が整備されてるし、魔よけの石がところどころにあるから魔物も寄ってこない

 これなら安全に湖まで行けそうだね

「お母さん、あそこ見て、綺麗な花畑があるよ」

「ほんと、いい香りがここまで漂ってきてるわね。あれは多分マザレナという花ね。この季節はいろんなところに咲くのよ。それと葉っぱは薬草の原料になるわ」

「すごいお母さん! 何でも知ってるね!」

「フフ、ありがとうミナモ」

「んにゃ、お母さんは昔冒険者をしてたって言ってたけど、ランクはどのくらいだったんにゃ?」

「ああ、私はそこまでランクは上げていなかったの。亡くなったお父さんはAランクだったわ。もう少しでSランクに届くというところで、凶悪な魔物と相打ちで・・・」

「にゃるほど、辛いこと思い出させてごめんにゃ」

「いいのよ」

 ミナモちゃんのお父さんはミナモちゃんが生まれてすぐに街を襲った魔物と相打ちになって無くなってしまったらしい

 街で一番の腕利きで、皆に慕われていたから街の人達も相当悲しんだんだって

 ちなみにお母さんのランクは現時点でBランク

 もともとはAランクだったけど、病気になってからの数年で依頼を受けてなかったから一ランク下がっちゃったみたい

 でも復活した今お母さんはすでにいくつかの癒術師としての依頼を受けて数個解決したみたい

 この人できる!

 癒術師の依頼は主に薬剤調合や回復魔法を使っての怪我人の治療とからしい

 お母さんは相当に癒術師としての腕前があるからあっさりとこなしてしまう

 さすがハイヒューマンと言ったところかな?

 それにしても冒険者登録証とやらには種族名もでるというのに、二人がハイヒューマンじゃなくて普通にヒューマン、人間として書かれているのはどういうことなんだろう?

 私の鑑定ではちゃんとハイヒューマンって出るのにおかしいな

 もしかして私の鑑定の方がハイレベルだから?

 鑑定の方のハイヒューマンの説明には希少種族って書いてある

 それだけに情報が少なくて登録証に反映できてないのかもね

「あ、湖が見えてきたよミーニャ!」

 おお、太陽に照らされてキラキラと綺麗な湖だ

「んにゃ! 走るにゃ!」

 私はタッと駆け出して湖の淵まで走った

 そこにはすでに十数人の人達が思い思いに湖を楽しむ様子が広がっている

 看板に水着貸し出しますとあるからまず岸辺にある小屋に入った

「むにゃ、ここで水着を借りれるみたいにゃ。ミニャモちゃんはどれが似合うかにゃ?」

「これなんていいんじゃない?」

 お母さんが指さすのはフリルのついたワンピースタイプの水着。確かにこれならミナモちゃんにぴったりな可愛らしさだ

 あ、お母さんはこっちの胸を強調してるタイプがよさそうだね

 ああでも湖の男たちに絡まれるのはノーサンキューだよ

 うーんだったらこっちのもうちょっとおとなしめがいいかも


 色々と見て選んだ結果、ミナモちゃんは最初のフリルつきワンピースタイプで、お母さんは・・・。あのお母さん、あなた自分の魅力自覚してらっしゃいます?

 これは湖の男たちの視線を一心に集めること間違いなしだ

 その豊満な胸を強調しすぎるような面積の少し小さいトップに、お尻が魅力的に見えるアンダー

 やばいです、いかんですよこれは! 雌猫の私でもこれは眩しい!

「お、お母さん大胆だね」

「うにゅ、やばいにゃ」

 小屋から出たとたんお母さんは男性女性問わず注目の的になっていた

 でもお母さんは気にする様子もなくトテトテと走って岸辺で準備体操を始めてる

 その動きのなんと際どいこと・・・。お胸がこぼれてしまいそうでございます

「お母さん、もう少し周りの目を考えて欲しいにゃ」

「うんうん」

「え!?」

 どうやらこの人本当に気づいてないらしい。その魅力が男を狂わせるものだということをね

「お、お姉さん、どうですか?お、俺と一緒に遊びませんか?」

 おお、周りの男が睨む中一番槍を入れる猛者がいたか

 でも私が睡眠猫パンチでそっと眠らせておいた

「スヤァ」

「ちょっと邪魔だから寝ておいてもらったにゃ。一時間くらいで目が覚めるにゃ」

 それを見た男たちはもう誰も寄ってこようとはしなかった

 これでゆっくり楽しめそうだね

 そうそう、小屋で三人が有に乗れるボート型マジックアイテムも借りておいたからあとで乗ってみようっと

 このボート、漕がなくても自動で動いてくれるんだよね

 まあまずはひと泳ぎだよね

 ミナモちゃんは泳ぐのが初めて見たいで浮き輪をしてる

 うわ、すっごい可愛いい

 私達は相変わらず周りから見られてたけど、まあ視線だけならそこまで気にならないね

 お母さんがミナモちゃんに泳ぎを教えている様子は見ててほのぼのするよ

 かなり泳げるようになったミナモちゃん。楽しそうで何より

 そのあとはボートに乗って優雅に湖面に揺られる

 気持ちよくてウトウトしちゃった

 湖をゆっくり一周してボートは岸に着いた

 気づいたら寝ちゃってたけど、気持ちよかったなぁ

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