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0991 カンバス
今という時が
一度しかないという事
それと同じくらい良く
今という時の
過ごし方が色々
ある事を知っている
真白いカンバスは
どんな色でも
受け付けるが
一度色を置いてしまうと
もうその上には
新しい色は重ねられない
そしてカンバスの面積は
なんとまた限られている
ことなのだろうか
そうして色を置いていった
元は白かったカンバスは
一体どのような人生を
描き出してくれるのだろう
どのような生き方を
後に残してくれるのだろう
30-5.24-5.24
というわけで、今度は30番から。34番は39番に繋がるものが確かにあったけれど。
30番はとりあえず初めはそれよりかなり素直な。
本当はカンバスには色を塗り重ねられる。ナイフで削って、書き直して、と。
まあそれでも、真っ白なそれに戻ることは無い。0060とか、それかな。あああれって、
そんなに昔にあげたのかって。




