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0924 力足りぬから
この間までは
布団に入るころ
日が昇っていたのに
最近では
起きるころにはもう
日が沈みかけている
季節は動き
変化のない日々と
生み出されなかったものと
思い出にすらならぬ日々
そんなものが積み重なって
時は流れてしまう
昨日という日は遠い
明日はもっと遠い
もしかしたら今日は
それより遠いかもしれない
過去は眺められる
明日は思い描ける
それでいて今日には
何もすることができない
創り上げようとしても
力足らないから……
23-11.6-1.13
これで23番も終わりなのです。
しかしまあ、どういう生活をしていたのやら。
ちなみに、当時は学生。




