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0920 今という時を / 不公平
せねばならぬことは多く
成されたことはあまりに少ない
必要な時は限りないのに
与えられる時はあまりに少し
仕方ないけれども
でももし時をこの手に
握る事が出来たら
何よりも今という時を
この手に留めておくのに
最も愛しくて最も美しい
今、という時を
それこそ私が愛し
そして望むところ
最も大切で最も近く
それでいてとても遠い時
とても遠い時
23-11.6-1.6
※※※※
私の心はあなたの心
あなたの心は私の心?
私の想いはあなたのもの
だけれど私は判らない
あなたが今何を
想っているのかが
あなたは私の事など
すぐに判るのだろうけれど
私はあなたの
全てを掴めやしない
あなたはあまりにも
私の元から遠い
私が到底そこへ
たどり着けないほどの
だのにあなたは
望みさえするなら
すぐに私の元へと
やって来られるのだから
それは不公平?
23-11.6-1.8
「だのに」という表現も調べてみたら、要するに「なのに」の古い表現だそうな。
もともとは「だのに」が正当で、それが「なのに」になっていったとか。
これは、多分「若者たち」の影響だなあ。多分。いつの歌だったのだろう。




