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0896 舞う
氷の上を
エッヂが弧を描く
大きな大きな弧は
リンクをはるかに超えて
あなたの元へ、と
私は舞う
天に向かって
そしてあなたの元に
飛び立てるよう
めぐる、めぐる
あたりの景色は流れ
時の回転木馬
一廻りするごとに
失われた時が戻っていく
それは回転が止まるまでの
ほんの一時の夢
それでも私は
その夢を求めて
ここを駆け回る
私の心のままに……
ほほに当たる風は冷たい
23-11.6-11.23
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基本、スタブで済ませるかどうかは、ID込みで180字ぐらいを超えるかどうかで決めている。
これは、ちょっと足りないのだけれど。
まあ、世界選手権の開催を祝って。いや、やるんだあ、って。




