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0886 それ

あなたは前それが

夢だとおっしゃいましたね

けして叶うことのない

たどり着けることのない

はるかはるか彼方の

星々の輝きの様な


でも、今でも私は

こうして目を閉じて

心を開いていれば

何もかもをこの心で

感じ取る事が

できるのです


夜の風の静けさ

星の流れる音

寂しい風の音

私を取り巻くそれらは

みな現実であり

手は触れられないけど

確かに存在しているのです


それ(・・)も同じ

私が手さえのばせば

そして心で捕まえれば

手に入らないはず

ないのですから


23-11.6-11.11

「それ」は一体何だったのでしょう。

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