表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
874/1484

0874 パラの花 / 日の光

窓辺に燈された

暖かな光を

その花弁に通し


さながら赤い

宝石のように

輝くバラの花


闇の中に

ぼんやりと浮かぶ

ガラス細工の様な

美しさを持ち


ああそれは

人の血の様に

鈍くしかし透明に

輝いている


15-4.19-6.5


※※※※


雷と雨雲の去った後の

日の光よ

全ての物を温かくつつみ

その(おもて)を映す水面(みなも)

やがて消し去ってしまう

先刻までの雨の痕跡を

すべて失わせてしまう


そういう日の光に

何にも勝るその強さに

覆い隠そうとするものにも

ついには打ち勝ってしまう

そういう日の光に

憧れるものに


15-4.19-6.14

赤いバラの花。そのエッセンスは紅茶に入れて…


数日の夜の嵐が過ぎ、日の光が差す。それだけ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ