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0852 夜
夜にはなんと
心落ち着くことだ
あの軽薄な太陽が
世界を照らしておらず
代わりにあの落ち着いた
女神がこの地上を
見つめているから
しっとりした彼女の吐息が
多くの生き物たちの
まぶたを閉じさせるから
だからこの時間は
こんなに落ち着いて
香しい想いにのみ
時が祝福するのだ
ああ、この暗さは
なんと私の心を満たし
私のほほをまた
ほころばせる事だ
全てを受け入れれば
その気にさえなれば
万物は私にとってなんと
親しい友であり得る事か
33-11.16-11.30
順番は先なのだけれど、さすがにこれを朝一に持ってくるのは。
というわけで本日最後。




