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0834 草原に
足元にはるか広がる
一面の草原
軽やかに歩みを運び
風が吹けば波うち
緑の明暗を生む草々
彼方に見えるは森
小高く繁れる松、樅
木々は高く高く、はるか
白き道は草原の
合間を縫って森まで伸びる
馬車が通る道
狭く、しかし長く伸びる
日は山々の間より昇り
空を赤くそめたまま
また山々の間に沈む
残された夜々に光るのは星々
暗き空の内、ひと際
白く流れる天の川
夜またあけるまで
02-10.28-1.4
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なんか、北海道をイメージしたようです。




