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0819 秋の夕べに / 信仰
あなたがあんまり
さみしそうだから
声を掛けずには
いられなかった
空を見上げた
あなたの目に
溜まる涙も
気が付いたから
遠い遠い風の声に
耳を澄ましていて
落ちゆく夕日の
輝きの中で
赤く染まった
吐息が一つ
木の葉が一枚
ゆらゆら落ちて
誰も気づかないまま
人に踏まれて消えていった
帰路を急ぐ鳥たちは
今はただ影となって
夕焼け空を
渡っていくだけ
32-9.18-10.2
※※※※
何を信じる
私のこの心に
私のこの想いに
ああ愛しい人よ
あなたのその力は
何に基づいている
全てを失っても
時さえも失っても
それでも想いだけは
消え去りはしない
なぜだろう
愛という言葉は
けして軽々しく
使ってはいけないけれど
それでも他に
この感情を表す
言葉があるだろうか
夢よ力よ愛よ人よ
全ての中にあって
全ての神であるものよ
32-9.18-10.5
うんまあね。書いた本人もよく判ってないんですよ。きっと。




