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0789 今のままでいれば / お休み
何も見えやしない
何も聞こえやしない
何も判りやしない
それは私が
何も知りたくないから
こうやって目を閉じて
心も閉じてしまって
それでも私は
生きていけるから
何も変わる事無く
存在できるのだから
何も知らなければ
悲しむことも
ありはしない
今のままでいれば
今のままでいれば
これ以上悲しむことは
ありはしないから
14-2.11-3.3
※※※※
おやすみ
明日はどんな夢を
みることだろう
眠りに入って
何もかも忘れて
それでも君のことを
想っている人は
覚えていておくれ
かすかな寝息と
静かな安らぎ
全てのものが君のために
息をひそめていてくれる
静かに静かに
夜はふけていく
14-2.11-3.7
ふと気になって、「やしない」をぐぐってみたら、真面目にやしないとはしないを論じていたりするものがあった。見る、聞くと来ると言うが欲しくなるけれど、どうして普通は見言聞の順番なのかな。受動的なものが二つ続いた後に能動的なものが来る方が自然な気がするのだけれど。
後半は、まあ普通の「おやすみ」もの。自分だけは忘れてほしくないと。
