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0775 落ちていく / 廻る運命

何をするべき?

道はあまりにも

遠いと言うのに

至るかどうかも

判らないような所へ

向かえというの


私には判らない

私が何をしたらいいのか

何もせずに留まっていると

どんどん下へと

落ちていくだけなのに


落ちていく

落ちていく

そして最後には

一体何が待っているの

ああもう戻れない

他に行くべき所はない

私はただ

 ―落ちていくだけ


10-5.16-7.12


※※※※


雨は降り続く

雨音は止まず

時も留まりはしない


雨粒がやがて

大河に帰するように

一つの運命(さだめ)

大きな運命の部分


それは一方向へ

流れていって

二度と戻ることは

ありはしない


川は海に流れ

海の水はやがて

雲に帰す


我々の生命(いのち)

やがては天に昇り

天国という大海から

いつの日にかまた

下界へと

降ってくるのだろう


休みなく

運命は動き続ける


10-5.16-7.14

生命は循環する。なら墜ちた私もいつかは天に帰るのだろうか。

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