表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
759/1484

0759 涙雨 / 雨

涙雨が

強い風で

穴の開いた胸に

たたきつけてくる

いっそのこと

流し去っておくれ

あの人への

全ての想いを


涙雨よ

降り注いでおくれ

私の上に

私が自分自身の

心を隠してしまえるように

晴れ間の来ない

この季節の様に

私の心にも

しばらく日があたりは

しないでしょう


10-5.16-6.24


※※※※


雨だれの音

単調で途切れず

終わる事無く

時を刻むかのように


降った雨は

やがて天に昇っても

過ぎた時が

再び得られることは無い


ああそれができたら

どんなにか素晴らしいだろう


雨の滴は

下に落ちるしかなく

落ちずとも

やがて消える他なく


時が過ぎて

この身も心も

変わらざるを得ない

恋すらも

時の中に埋もれてしまった


昔という時は

もう帰らない


10-5.16-6.26


ちょっと先の梅雨近い時期。

ゆえに雨を歌う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ