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0757 定まらざるもの / 愛
朝の輝きの中に
移ろいやすい
爽やかさの内に
存在するだろうか
あの …… が
良きものは得られない
得たものさえも
その姿には留まらない
朝見る夢の様に
夢は廻る
時も廻る
朝の一時にのみ
現在あるままにある
時がたって
全ての物が移ろっても
他に言う事は
何もない
10-5.16-5.29
※※※※
実らなかった愛は
悲しいもの
けれど報われた愛も
また、むなしいもの
それらはもう
愛とは呼べないから
かといって
いつまでも続くことは
けしてない感情
自ら崩れ去って
しまうような
そういうもの、愛は
それならばどうしようか
君へのこの想いを
僕の手にはもう余る
時を留めた人々は
愛を久遠に保つことが
果たしてできただろうか
10-5.16-5.30
さて…
前半の伏字はママ。何を語りたかったのかは、今となっては謎。
後半。愛しいという言葉以外で愛を使うのは少ないような気がする。普通なら恋を使いそう。さて、報われた愛を愛と呼べない理由は何だろう。
まあ、成らずともだめ、成ってもだめ。そのままでもありえない、どうしようもない感情と言いたいのかな。
どうもここら辺、今一つ。




