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0745 眠りの中で

時を刻む音だけが

いやに強く響く

窓の外まで押し寄せた

闇が眠気を起こさせる

まだする事が有る

眠るわけには……

意識は薄れて

やがてなくなってしまう


夢ひとつ見られない眠り

その中でも時は流れ

時計は時を刻む

そうなのだ

未来はやがて手に入るだろう

過去は二度と見られない

現在は移ろいやすい

僕の夢の中に、心の中に

時制はない

時が行き過ぎる

僕にあるのは

ただそれだけなのだ


09-3.6-5.6

...................

いつも出てくる三姉妹。夢のない眠りの中でも、彼女たちは彼女たちであり続ける。

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