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0712 旅立ちの時 / あなたの心

旅立ちを告げる鐘

白みつつある空に

雲はかけらも見えず

弱々しい春風と

遠くのひばりの音

そしてゆっくりと

日が昇ってくる


さあ旅立ちの時

全ての荷物を捨て

目の前の道を

歩み続けていこう

どこへ至るかは

誰も知らぬ道

それでも必ず

どこかへ通じる道


一歩踏み出せば

もう戻れない

失われた時が

もどってこないように

後にした土地へは

二度と帰ってこられない


09-3.6-3.8


※※※※


あなたの心が

 (すさ)んだなんて

一体だれが言ったの


あなたの心は

 他人(ひと)には判らないし

あなた自身は

 本当に荒んだ心というものを

知りはしないのに


だれが言いきれて

 だれに判断できて

人の心というのは

 そのようにとても

とらえがたいもの


自分が変わってしまったと

 あなたがそう思うなら

それはそれでよし

 そうでしょう

私は他に何も言えない


09-3.6-3.9

この旅立ちや土地もメタファでしょうね。


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