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0007 夜行

列車は走り続け

窓の外の闇に

星は動くことなく

ともしびは尾を引いて流れ

さながらに

無数のながれぼしのように


一駅一駅列車は行き過ぎ

一つの町に近づいては

すぐにまた遠ざかってしまう


足を踏み入れることもない

ガラス越しのつながりしか

持つことのできなかった

多くの場所に

ああ、僕の痕跡を

何一つ残せなかった

多くの町に


やはりともしびは輝いて

その流れる尾とともに

この心を引き付けながらも

視界から消えてしまう

そして心のなかからも


07-10.28-11.19


町は、あるいは人のメタファーかも

200文字縛りはキツイ。手を入れて増やしてしまった。

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