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0629 登山
人の先に立っているのは
とても気持ちのいいもの
みんなをずっとずっと
引っ張っているようで
どこまでもどこまでも
道を登り続けて
ああそして結局は
一体どこに行くの?
振り返ってみると
後には誰もいない
一人ではぐれてしまったのか
他の人もみな自分の
山を求めていったのか
それを知らずに一人で
いい気になって
自分の山を一人で
征服したつもりになって
やがて霧が晴れたら
周りにはきっと
もっと高い山があって
そこにはもう誰かが
足をつけているのだろうに
24-1.15-1.28
研究とか、そうですかね。
でも、自分の山が一番だと思っていないと、登ってなどいけない。




