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0620 いつでもあなたを
私はいつでもあなたの事を
見つめ続けているのです
どんなにどんなにあなたが
遠い人であろうとも
はるかなはるかなあなたを見つめ
そしていつでも私の心に
思い描いているのです
きっときっといつの日にか
あなたの瞳が私をとらえ
その麗しい微笑が
私に向けられることを
その愛くるしい口元
やわらかそうな長い髪
薄く紅に染まったほお
なんとあなたは美しく
そして愛しい人なのでしょう
手が届かぬと判っていても
差し出す事までは止められません
いつの日にか、ほんの少しでいい
あなたにこの指を
触れさせてもらえるならば!
24-1.15-1.16
いつの日か、届くことがあるなら。
それは夢にすぎないかもしれないけれど。




