0605 夢と現実と とフラグメントの3
夢と現実と
どちらが大切だろう
夢と現実と
どちらで人の本心は
現れるものだろう
不条理に満ち満ちた世
そこには何があるのか
泡の様にかげろうのように
はかないもの
夢も現も
どちらにも、人は生きれるものではない
生ってなんなのだろう
人は夢で生きるのか
真実の世で生きるのか
それらは相容れないものなのか
なぜ夢の中には
秩序が存在せず
現の世には限界のみ
存在するのだろうか
08-1.1-3.4
※※※※
"クローズドテレバスを使っていたようだな"
"ええ、話すための余力を取っておく必要があったので"
"誰と話すんだい"
"もちろん貴方とですわ。ドクトル。彼の、総統の記憶には
あなたの言葉はありませんでしたわ。告げていないのね"
"言った方が良かったかい?"
"まさか"
"ならいいさ"
"で、やはりだめなんでしょうね"
"ああ、ブースターをやられたうえに手傷を追って、しかも
入線のコントロールをネイティブな状態でやったものだからな。
精神の消耗が激しい。今でさえ体を支えているのがめいっぱいだろう?"
"ええ、残念ながら、はっきり言って、ドクトル。話すのは
かなりつらいですわ。あなたもテレパスだったらよかったのに"
"ごめんだね。さて……"
08-番外
ら抜き、か。でも、「生きられるものでは無い」ってなんかまどろっこしい。
フラグメントは、とある世界観で。まあ、やばい状況なんです。多分。




