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0055 夢 / まどろんで

夢を見ました

草の青々と茂った

草原で

色とりどりの

花に取り囲まれて

そして傍らには

あなたが微笑んで

くれている

そんな夢を見ました


とても幸せで

あたたかな春の風のように

幸せでした

すみきっていた私の心

ああでも至福を

知ってしまった私に

現世(うつつよ)の風は

なんとつらいこと


16-6.29-8.8


※※※※


睡魔に囚われ

まぶた半ばとじられると

木々のざわめきや

虫の鳴き声が

ささやきにと変わる


僕を呼んでいる声

あれは十年前に

別れた友の声

あれはこの間

そしてあれは君の声

みんなの呼び声や笑い声が

僕の頭をめぐり

僕の想いはずっと

心の奥底へと

落ち込んでいく

はるかに


16-6.29-8.26


ちょっと考えたこと

「泉で」、と「流れの果て」って表現自体はとても近い。なのに解釈がなんで違っているのか。

考えてみたところ、前者は源を、後者は行くつく先を見ており、また前者は清水と望むものとして求めているが後者は単なる流れとしてしか見ていない。

よって、前者は泉をあなたと解し、後者は流れを時と解したのか、と。

してみると、泉で、は私は流されるよりはただ泉に留まって、湧き出でる清水に清められ続ける方が筋が通るかな、とか。


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