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0052 君のもとへ / 旅立ち
月と星々の間で
彼らに照らされた道を
歩いていく
君のもとへと
夜の静けさに
時にひびく鐘の音
はるかのかなたに
きらめく街のあかり
まるで天に昇れなかった
星々のよう
心はすでに
夜の空を飛び
君のもとへ と
そして僕の歩む道は
月と星々と
君の心が見守っている
16-6.29-7.19
※※※※
旅立てば
何に出会える?
見知らぬ人
見知らぬ街
見知らぬ自分
君のもとを離れてまで
何を求める?
気づかぬ街
気づかぬ時
気づかぬ自分
それは長い夢
醒めてしまえば
僕に何が残っているか
判りはしないもの
16-6.29-7.16




