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0350 夢と現
まどろみ、そして夢見る
心の内を、自らの未来を
夢が真か現がそうか
それともともに幻か
現と夢がおなじだったら
何も思わず暮らせるのか
その隔たりが、これこの心
傾けずらし、押しつぶす
夢はみな心の内にあって
心と共に消え去ってしまい
現は現、それは永遠に
変わることなくそこにあり
しかし人は真には夢の中に住み
また現を夢に合わせんとする
現は不変であるのに
現は人を包み、夢は人をつきたて
かくして人はその両方に
はさまれ、押され、つぶされて
かろうじてその隙間にのみ
生を受けているだけ
内外宇宙が異なる限り
04-5.3-5.9
夢と現実のはざま、というやつです。




