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0184 別れに

胸張って言えたはずよ

何度も何度も

練習したんだから

私は大丈夫よ

あなたがいなくても

ええ、私一人でも

生きていけるから

そう言うはずだったのに

わいてくる涙が

なぜか口を閉ざしてしまった

なぜ?


ついこの間までは

あの人が私にとって

どれほどの意味を

持っていたというの?

だのに今では

私の心の中は

さんざんに喰い荒らされて

立ってもいられないくらい

そう、あなたなしでは

なぜ?


私は一人で歩けたはず

こんなに弱くは

なかったはず

でもあの人が

私をこんなにも

変えてしまったなんて


でもどうしても

私はあの人の胸に

飛び込んでは

いけないの

そうしたら、二度と

私は一人では

立てなくなってしまう

今でさえも

こんなに辛いのに


19-1.23-2.1

見栄を張ることさえできないほどの想い。

でも、最後のやせ我慢。

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