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0180 夜の旅 / ながれぼし
夜空を見上げながら
旅に出てみませんか
知らない町を
星明りだけを頼りに
さまよいたくはありませんか
何が見つかるかは
判らないけれども
暗い夜の闇の中
背の高い草の間を
歩いてみませんか
落ちてるかもしれない
星のかけら
せめてもの心の安らぎを
はるかかなたに
求めてみませんか
夜空に輝く星々に
心を任せてみませんか
闇の中に輝く
ほんの小さな
ほんのかすかな
希望の星に
03-2.1-3.11
※※※※
時は過ぎていく
夜空をかけていく
流れ星のように
願い事をしようと
懸命になっても
何を願ったらいいか
思い出せない
口ごもっているまに
光の矢はいずこにか
飛び去ってしまう
光り輝く間の
あまりに短いを知り
心のみ焦って
行動は伴わない
あせればあせるほど
星は速く流れて
この心を貫く
一度見失ってしまうと
星はもう流れない
どんな空を見上げても
03-2.1-3.10
流れ星つながり。
というより、連日。
テーマは、往々にして尾を引く




