表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
164/1484

0164 雨の中で

いつまでも、いつまでも

降りやまぬ雨の音

冷たい湿った風

そして夜の闇

濡れた私のほお


遠くの明りは

色とりどりにけぶって

それは雨のせい?

それとも……?


降り続く雨

砂時計の砂の様に

一粒雨が落ちると

少し時が進む

"今"という時は

雨のかすみの中に

ぼやけて消えてしまう


差し出された手に

雨は軽く降りかかり

そして指の間を

するりとぬけてしまう

どんなにつかまえようとしても

留めることのできない

それはあなたの心


そして私は雨の中

私の涙でこごえてしまう


20-4.6-5.16

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ