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16/1484

0016 北の国から

花屋で嗅いだラベンダーの香り

あなたのつけていた香水

ろくに四季もないようなこの街に

吹く北風と同じものが

あなたの所にも吹いているのでしょうか


あなたのまなざしから逃げて

長い長い月日が経ちました

季節は巡り巡って


ああ、雪の女王にこのまま

心を凍らせられたのなら

何もかも忘れてしまって

白い想いだけの国へ

足を踏み入れることができたなら


あなたを思い出させた

この花と、この心を

あなたに宛てて送ります

遠い遠い北の国から

冷たい風と共に

熱い私の想いとともに


07-10.28-11.11

どのぐらい北まで逃げ出したのかな

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― 新着の感想 ―
[良い点] 素敵な詩集ですね(*´ω`) いくつか読ませていただきましたが、特にこちらの「北の国から」が特に好きです。 情景が見えてくるようで…よきでした。 素敵な作品をありがとうございました!…
2021/08/22 17:37 退会済み
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