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XXXX

変わりゆく事を

恐れている訳ではない

時を留めようと

思っているわけでもない


それでも昨日に

過ぎ去りし日々に

限りない悲しさを

そして愛しさを覚えるのは

なぜなのだろう


昨日は君がここにいた

昨日は君を愛していた

昨日は夢を持っていた

昨日は今日が全く

別の日になってしまうと

考えていたのだった


そして今日

心めぐらせると……


55-9.1

--------

なんか、本当の最後の一冊が出て来てしまいました。

その最後の一冊に一篇だけ書かれていたもの。

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