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1477 長い月日に
誤字のご指摘ありがとうございました。
最後の一日となりました。ここまで本当にありがとうございました。
語るには長い
あまりに長すぎる
時でありながら
いざ何か一つ
思い出そうとなると
何があったのか
よく覚えていないほど
自然に過ぎた
毎日だった
あたりまえのままに
静かに月日は変わり
ゆっくりと季節は移り
二度と繰り返せぬものに
変化していってしまう
気付かないから
留めようもなく
静かにゆっくりと
受け入れるだけ
そんな日々の中にも
幸せは確かにあった
君と共にあったこと
君と共に過ごした日々
それが幸せでない
はずがなかろう
52-10.28-10.28
そして、過ごしてきた月日を思う。
やはりそれは、かけがえのないものであったと。




