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1471 世に溢れる想い / 光と闇

悲しみを悲しみの色で

寂しさを寂しさの色で

およそこの世にある

全ての感情に

色を付けて、それでこの世を

眺めてみたなら

見出せるものは

なんと限られているのか


それは夢? それは夢?

では真実は何?

ああ、何か一つでもいい

時を追わずに

変わらずあるものが

信じられものが

存在しうるなら


そう思わずにはいられない

悲しい思い 悲しい想い

そんなものだけが

この世に溢れていて


46-6.7-6.11


※※※※


人の心の中には

光と闇と

そのどちらを見出したら

いいのだろう


この世に真実が

ありはしないように

真の光も真の闇も

あるいは存在すら

しないのかもしれない


それでは一体

何に真実の価値を

見出したら

良いのだろうか


もしかしたらおよそ

人の心なんて

評価するにも

値しないのかもしれない


46-6.7-6.12


それは色とりどり、ではない。多分、一つの色に塗りつぶされてしまう。


光と闇を混ぜ合わせると、きっと後には茫洋とした灰色が残る。

それは光の強さも、闇の静寂も持たない。

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