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1464 あのころ / 花びらが散るように

あのころが懐かしい

君と知り合ったばかりの

あのころが


君をただ僕一人の胸に秘め

そう、それがまだ

他に知られなかった時が


ただ僕の心の中で

君は輝いていた

君の微笑も

僕一人のものだった


君を独り占めしようとするのは

許されないのか

君を愛しているのに


他のものが君を

目にするのさえ許せない

この気持ちを

君は知っているのか


君のその微笑は

今は誰に向かって

投げかけているのか


03-2.1-4.3


※※※※


君への愛を

よりはっきりと

自らに示すために

贈った花


今はもう枯れはて

花びらもほとんど

残っていない


ああ、その花こそ

愛の全てだったのか

花が若さに満ちていた時

この愛も瑞々しかった


花びらが落ちていくのと

同じ様に

この愛もまた

欠けていったのだろうか?


落ちた花びらは

つけられはしない

失ってしまった愛は

戻っては来ない


ならば、ただできるのは

これ以上その愛を壊さぬ事


03-2.1-4.21



で、3番の回収。これを含めて5部分。適当にばらして。


3番の時点で、もう「あの頃」を想う。いや、まだまだ先は長いんだよって。


想いにかけて花を贈る。でも、その命は短い。では、想いの命も短いの? うーん、まあ、そうでもないんだけれどねえ。

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