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1454 自由な心 / 繰り返す
心はなんて
自由になれるのだろう
たとえ体は
縛られていても
心に枷を
はめられるものなど
誰もいやしない
はるかにはるかに
心は飛ばせる
遠くに遠くに
心は旅する
ああそれは何と
素敵な事だろう
その事を忘れて
もう久しくなる
心はその翼を無くし
この体と共に
夢見続けている
37-11.10-13
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想いは廻る
力限られていれば
たとえ想い尽きずとも
行きつける地は
ごく限られる
そしてそれゆえ
口に出せる
言葉もまた
限られてしまうのだ
終わりはない
どうどうめぐり
気が付くとまた
同じ所に戻っている
それでいて
歩かないわけには
いかないから
語らないわけには
いかないから
僕は同じ言葉を
何度も何度も
繰り返すことになる
何回も何回も
37-11.10-11.17
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5行目先頭は不明確
心の枷は結局、肉体それ自体。
飛べない鳥は、飛ぶことを忘れる。
堂々巡り。そして繰り返される言葉は、・・・・・の5文字?




