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1452 目を逸らしたのは
どうして目を逸らしたのだろう
見てはいけないものを
目にしてしまったかのように
かつてはあんなに楽しみ
あんなに浸りきる事を
望んでいた世界から
変わってしまったのだろうか
この心の求めるものが
そうは認めたくないのだが
人の心は移ろいやすい
いつ変わってしまうかは
誰にも判らない
ああ、でも目を逸らしたのは
目にする資格がないという事か
しばらく行かぬうちに
その門を越えられぬほど
この心が穢れてしまったのか
ならば時だけなのだ
この心を再び清めて
門を開ける鍵をくれるのは
03-2.1-3.29
最後は繋ぎの3番から。3番もあと7篇ぐらい。残りトータルで50篇ちょっと? 全部予約完了もできそうなぐらいの数。
まあ、最後は一気に。いけるといいな。




