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1428 手を伸ばす / 求めるもの

手を伸ばす

ずっと先へ

ずっとずっと先へ

光の見える彼方

救いのある所


僕は手を伸ばす

心が叫ぶ

求めるものを

つかみ取ろうと

それが得られない

悲しさと


その間にあって

何もできないでいる

自分を見つけて

もどかしさに

苦しんで……


たった一言が

これほどまでに

重いものなのか

たった一言が

これほどまでに

遠いものなのか



あと少し

あと少しだけで

手が届くのに……


35-6.1-6.29


※※※※


夢見る時期が

過ぎ去ってしまっても

それでも求めていたい

ものがある


いつになっても

大切なものが

この世には確かに

存在している


それはなんと

真実なのだろう

それはなんと

大切なのだろう


一つは夢の様に

一つは想いの様に

一つは力の様に

一つは愛の様に


そして全ての想いが

時と場所を

形作るほどに

それほどに強く

求められているものが

ある事は確か

在る事も確か


35-6.1-7.2

あと少しと思っても。どうしても、指に触れない。

指に触れても、つかみ取れない。

手に入れられない。

きっと、ずっと。


求めなければいけないものはあり、そして、それは実際にどこかには在るのだと。

ならばそれを探す? 夢を失っても、捜しに行けるのだろうか。

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