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1422 覚めてしまえば / 全てのものを

覚めてしまえば

夢はただの夢

それ以上でも

ましてやそれ以下でも

ありはしないから


覚めてしまえば

夢はただの夢

想いもなにもかも

あれほど大切にと

考えていたものが

なにもかも一つ残らず

消えてしまう


覚めてしまえば

夢はただの夢

それは二度と

手にすることのできない

二度と訪れる事の

できない世界へと変わる

なんと悲しい事に

何とさみしい事に


35-6.1-6.8


※※※※


私はずっと今まで

幸せだったと思います

色々な事が

あったのだけれど

それら私自身を

形作っている

出来事はみな

結局は私にとって

幸せだったのだと

思うのです


全ての人を愛したい

全ての時を愛したい

全ての想いを愛したい

それが私自身を

結局は愛することに

繋がるのだから


全てのものを

大切にしていきたい

ああ、本当に心から

大切にしていきたい

何ものも失わないように


35-6.1-6.10

だからこそ、覚める前にただ夢を楽しみたい。失われることが決まっているものだから。


全ての人に幸いを。

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