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0139 目覚めに
ああ、もうお目覚めの時間
たとえそれがどんなに楽しかろうと
見ていた夢は捨てる時間
たとえ嫌でもその目を開いて
代り映えしない外の世界を
見つめなければいけない時間
何で時は過ぎるのだろう
なんでいつまでも楽しい夢を
見せてはくれないのだろう
夢、自らの心の内にありながら
完全に独立した一つの世界
たとえそこで何が起ころうと
それが悲しかろうと辛かろうと
目を覚ませば笑って済ませられる世界
ああ何にも責任を負わない世界に
なぜいつまでも居させてはくれないのです
目を開けてみても、夢は出て行かず
ぼんやりとした目に映るのは
ついいましがたまでそこにいた
夢の中の世界
02-10.28-1.6
またギリギリなのです。
おとといは一日分余裕できたのになー




