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1342/1484

1342 ひとり

私は一人

あなたがいないとなんて

広く見える部屋

語らう人がいないから

私の想いだけが

回りに満ちている


夜の風はもう涼しい

過ぎ去った季節

そして過ぎつつある時

止んだばかりの雨

空には雲がかかり

天上の灯りは見えやしない


そして地上をさえ

動くものは無く

とても静かに

時計の音だけが

規則正しく続く


鳴らない電話のベル

待っていたのよずっと

待っているのよずっと

だのに答えるのは小さな虫だけ


22-8.29-9.21

.........

二人の次は一人。「鳴らない電話のベル」に時代を。

その後の 待っていたのよ/待っているのよ という繰り返しはなんかだ好き。

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