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1242 共に歩んだ君に / 花の生命
長い時の
流れの中で
それでも君と
歩んだ日々は
消えることなく
存在している
そう僕たちの
心の中に
ああそれ以上
大切な事
他に一体
あるのだろうか?
ああこんなにも
長い月日を
共に歩んだ
君に心から
感謝の印
消える事ない
僕の心を
君にあげよう
ただ君だけに
17-9.14-10.26
※※※※
君の栗色の
髪をかざる
黄色の花は
美しく、あまりに
痛々しいほどに
あなたはその隣で
悠久の
彼方を見つめて
かの花は
明日の自分の
姿を見つめて
あなたの美しさを
はるかに引き立てる
その小さな
花の生命
限りあるがゆえの
その美しさは
あなたの永遠の
美しさに
趣は異なれど
けして劣りはすまい
美しく……
17-9.14-10.30
というわけで、今日はこれで〆。




