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1240/1484

1240 そして想い出に

また一年が流れた

僕と君の傍らを


これから僕たちが

目を閉じれば

その最後の一日が

完全に区切られる


そうしてまた一年という

大いなる過去が

思い出として

出来上がるのだ

僕達の心の内に



僕達がつけた

最初の一歩は

今ははるか

手の届きがたい

深い所に


それでもそれはけして

失われたわけではない

僕達が僕たちの過去を

覚えているならば



そうしてまた一年が

過去の名で呼ばれる

動く事のない

定まった時間として


ああ、そう

そしてまた君は

一年僕の傍らに

いてくれたのだ



愛しい人よ

君は優しすぎて

僕にはほとんど

存在を感じさせない


それでも君は

いつでも僕のそばに

いてくれる

僕が気付きさえすれば


だから、さあ、お休み

今日という一日を

この一年という月日を

思い出にするために


17-9.14-10.27

----

30s/君/あなた/

そして、前日の話。

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