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1236 年替わり / 夢の世界
次の季節が
目の前、ほんの
すぐ前に
やってきてしまった
風はとても冷たく
木々は色づき
やがて生き物のない
ひっそりとした
季節が来る
そうしてもうすぐ
一年が終わる
ああ、なぜ'年'は
あの冷たい季節で
終わりを告げ
そしてまた生まれる?
それはまるで
他の生物と同じ様
もうすぐ年が逝く
また一つの年が
過去という名を帯びる
17-9.14-10.24
※※※※
夢の世界は
限りなく広く
そう他に何も
捕われるものが
ありはしなくて
あまりに美しく
あまりに楽しく
そしてあまりに
悲しい所
何よりも
悲しいのは
この世界が
あまりにはかなく
ともすれば
失われたり
ゆがんだりして
昔のままでは
なくなってしまう
そうこの心と
同じ様に
17-9.14-10.25
リアルがこの時期だから全然切迫感ないけれど。
年の瀬も徐々に迫って。他にも色々と…
想いは美しい。けれど、すぐに変質してしまう。
そう夢のように。
さて。明日だなあ。




