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1232 階段 / なぜ
けして降りられぬ
階段をまた一歩
昇ってしまった
時という小悪魔に
押しやられて
すでに十分高く
すぐ目の前は
雲の中に
先が続いているのか
それさえ判らない
いつの日か高みから
はるかに落ちるのか
それともこの階段は
大きな円を
描いているのだろうか
階段をまた一歩
踏みしめながら
昇ってしまった
後ろを振り返ると
出発点は
あんなにも遠い
17-9.14-10.19
※※※※
時が
この心につけた
傷あとから
悲しみが
ほとばしり出る
なぜ?
誰が私の
心の中に
これほどの
悲しみを
詰め込んだ?
私の
心は傷だらけ
そうそれは
あなたに
出会った日から
以来
私は自分で
自分を
苦しめている
なぜ?
私自身にも
答えはない
17-9.14-10.22
螺旋階段を上るイメージ。何度か出ている。
もう天まで昇ってしまったとか。
その出会いは幸運であり、かつ呪いのようなもの。
呪縛、の方が良いか。




