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1228 ツェラの姫1
ツェラの姫の長い髪
私の想いからめとり
二度と逃してくれはせぬ
ああ黄金のその髪が
剣振るう手と共にゆれ
まさしくそれは伝説の
ツェラの姫の美しさ
眠りを誘う香しき
ツェラの姫のその香り
向かいしものの心みな
全てとろかすその瞳
けれどもけしてその心
受け入れはせぬ、姫の名は
いずこにあるや姫の夢
姫の心もまたいずこ
知る者とても誰もなく
この手に入れる術も無し
ツェラの姫はただ剣と
姿で人の心斬る
17-9.14-10.15
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これも、脳内設定の話の一部
ツェラの家の姫は、一つ角の館の長
多くのものの心を魅了するも
一つ角に守られて、誰も手を出せない、と




